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もみ殻は稲作の副産物として膨大な量が毎年発生します。しかし、日本では発生に季節性がある上、かさばり、燃えにくいことから、もみ殻の利用が進展していないのが現状です。 近年、地球温暖化をはじめとした環境問題に対する意識が高まり、化石資源からバイオマス資源への転換が注目されています。籾殻はその80%がバイオマス(木質化細胞壁)であり、食料などと競合することのない未使用バイオマスとして期待されます。もみ殻のもう一つの特徴はシリカ(二酸化ケイ素)を20%含むことです。
私たちは京都大学農学研究科との共同研究により、もみ殻の外表面では木質化細胞壁とシリカが精巧なナノレベルの多孔性をもつ複合体を形成していることを明らかにしました。生物が生み出したこの精巧な構造を最大限に有効活用することが、貴重なバイオマテリアル〈もみ殻〉の工業的利用の鍵をにぎると確信し、生産技術、用途開発を推進しています。 私たちは、もみ殻の利用を通じて、地球環境の改善、エコ産業への貢献、地域経済の活性化を目指します。どうか一層のご支援をお願い申し上げます。
株式会社バイオシリカ研究所  社長 川村弘一



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